おたより
お知らせ

震災から一ヶ月

こんにちは、Team Happiness メディカルケア Kids Lab.です。
明日で2024年1月1日の能登半島地震からひと月になります。
災害により逝去された方のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方の一刻も早い日常生活への復帰を願っております。

地震当日、当事業所は金沢市で震度5強の激しい揺れに見舞われましたが、年始の休暇中のため施設内には子どもたちもスタッフもおらず、物が机や棚から落下する程度の被害でした。
とはいえ県内のことですので、帰省先の能登で被災して一時は避難所に身を寄せていたスタッフもおります。
昨年10月に本格的な防災訓練を行なったばかりではありましたが、実際にこうして大きな災害に直面すると備えの不足を痛感し、年明けすぐより全スタッフで防災対策会議を重ねてまいりました。

まず緊急時に早急な子どもたちの安全に不可欠な必要品の確保が可能なように、災害時持ち出し品の確認と精査、物品の追加を行いました。
それから防災士の資格を持つスタッフを中心として、避難訓練の計画書を立て直しました。
またそれらを踏まえ、来月2月21日(水)に改めて防災訓練を決行いたします。

医療的ケアを必要とする子どもたちを避難させる際は、各自治体により公表されている要配慮者へ向けた避難所へと向かうこととなっていますが、金沢市と能登町ではこの福祉避難所が公にされていません。
混乱を招く恐れがあるということで開設時に発表されるそうです。
そのため避難訓練では福祉避難所へと向かうことができず、大きな災害時そのままを想定した訓練が難しくなってしまいます。

しかしそれ以外の点で実際に起こりうる状況になぞらえた災害対策や防災訓練を重ねることで、現実の災害に襲われた際にいくらかの想定外をカバーできる余裕が生まれるはずです。
少しでも子どもたちの安全を期すため、当施設では日々防災について考え、訓練を繰り返していきます。

関連記事

PAGE TOP